子どものストレス

子どものストレス

子どものストレスの大半は、親が与えたものです。

しかしそれだけではなく、最近の子どもたちには多くのストレスが存在します。

子どもたちが属するのは、家庭だけではありません。

早ければ0歳から保育園で過ごすようになり、そのまま小学校、中学校と集団生活をしていきます。

その中で、子ども同士の軋轢が生じた結果、いじめなどが起こっていることは私たちの知るところでしょう。

そのほか、学校の勉強についていけない、授業を落ち着いて聞けないなど、学校で抱える子どもたちの問題は多くあります。

それらもまた、親が気付いてあげないといけません。

子どもたちは、自分のストレスに気付けないか、又はどうストレスを解消したらいいのか、わからないのです。

子どもに見られる主なストレス症状として、

1. 感情的なサイン

  • 常に苛々している
  • 怒りっぽい
  • わがまま(いずれも以前に比べて)

2. 行動で示されるサイン

  • 落ち着きがない
  • 爪を噛む
  • 髪の毛を抜く
  • 指しゃぶりの復活
  • 食事量の急激な増減

3. 幼児のサイン

  • 発熱
  • 喘息
  • アトピー性疾患の悪化
  • チック
  • 頻繁な下痢症状

などが挙げられます。

そのほか、子どもたちがいつもと違う感情表現をしたり、行動をしたりしたら、敏感に察知してあげなければなりません。

子どものストレスの増減は、やはり大人次第です。

子どもの細かい行動までもっと気を配ると、子どもが抱えるストレスの根源が見えてくると思います。