精神疾患を長く患っていた私自身の体験を振り返りながら、ストレスの実態やストレスを抱える原因、
更にどんなストレス解決法があるのかなどをまとめています。
私たちが受けるストレスは、大きく5つに分けることができます。
1. 物理的ストレッサー
2. 化学的ストレッサー
3. 生物学的ストレッサー
4. 心理的ストレッサー
5. 社会的ストレッサー
心身に対してかかる大きな圧力は、その捉え方に関係なく全てストレッサーになり得ると考えられます。
私たちが季節の変わり目に風邪を引きやすかったり、調子を悪くしがちです。
これは、今までとは違った気候に人間が即時に適応できないからです。
また、季節にも関係して、急激な寒暖差も私たちの自律神経を乱す大きな要因になり、騒音や強い光もホメオスタシスを乱す原因になります。
タバコやアルコールをストレス発散に使う人は多いと思います。
しかし、タバコやアルコールそのものが実はストレッサーであり、過度に摂取することで、やがてアルコール依存、ニコチン中毒などを引き起こします。
インフルエンザやノロウィルス、更に春の辛い花粉症・・・
それらは全て強いストレッサーになり、私たちの健康を害します。
過度な喜怒哀楽、例えば、コンクールで優勝した時などの喜びは実は大きなストレッサーです。
その際に生じる鼓動の速さ、興奮状態は、交感神経を刺激し、睡眠障害などを引き起こします。
今一番私たちがストレスを感じるのは、この「社会的ストレッサー」によるものだと思います。
これに関しては、後ほどじっくり見ていこうと思います。