精神疾患を長く患っていた私自身の体験を振り返りながら、ストレスの実態やストレスを抱える原因、
更にどんなストレス解決法があるのかなどをまとめています。
読書は、多くの人が趣味にしていることです。
しかし、そこにストレス発散効果があったことを皆さんご存知でしたでしょうか?
読書はうつ病セラピーの一つとして確立されていて、読書によるリラックス効果は脳科学的に証明されています。
具体的な読書の効果として挙げられるのは、以下のことです。
ここでは主に「リラックス効果」について説明したいと思います。
まず、読書を6分すると、音楽鑑賞や散歩といったリラックス法よりも、より高いリラックス効果を得られることが英国サセックス大学の研究によって明らかになりました。
読書というと、脳を刺激しているようなイメージです。
確かに読書によって脳は活性化されます。
しかし同時に、読書をすると副交感神経が刺激され、体の緊張がほぐれていくのです。
筆者自身が大の読書好きで、寝る前に読書をするのが習慣ですが、読書を始めて10分以内で読むのを断念してしまうくらい、強い眠気に襲われます。
警察小説という一見、刺激のあるようなものを読んでいるのに雑念を忘れてリラックスし、良い睡眠導入剤になっているのです。
脳では、左脳で文章読解をし、右脳で情景を思い描いているので、脳内がバランス良く使われています。
これが、アルツハイマー予防にも効果を発揮しているのです。
まずは、自分が読みたいと思う1冊を見つけ、寝る前に少しでも読んでみてはいかがでしょうか?