精神疾患を長く患っていた私自身の体験を振り返りながら、ストレスの実態やストレスを抱える原因、
更にどんなストレス解決法があるのかなどをまとめています。
ハーブとは、広義では植物全てを指します。
しかし、時代と共に概念が変わり、現在では「薬効がありスパイスとしても有用な植物」「健康促進に役立つ植物」という意味で使われています。
私たちがイメージするハーブ(脱法ハーブではないもの)もまたリラックス効果を得るためのものでしょう。
ハーブは、匂いをかいで体内に入る「嗅覚経路」と皮膚や粘膜から直接入り、血流に乗る経路があります。
嗅覚で得た香りの分子は大脳に送られ、視床下部に影響を与えます。
視床下部は、ストレス神経系の一つです。
つまり、嗅覚で得られた香りの成分はストレス神経系に影響を与えるのです。
香りの成分はまた、情動を引き起こします。
ですから、ハーブによって、安心感や快楽、緊張、覚醒などに伴う情動を左右し、それによってストレス解放に向かうようにすることが期待できるのです。
ハーブにはそれぞれ異なった効果があります。
そして、それぞれのハーブの効能を正しく理解すれば鎮静作用、抑うつ作用が得られ、リラックス効果が得られるようになります。
ハーブは、精製された油の香りを楽しむ「アロマテラピー」、飲料として楽しむ「ハーブティー」などで取り入れることができます。
料理のスパイスとしても使われ、健康促進メニューを作るのもいいでしょう。
以下、ストレス解消に関する代表的なハーブを挙げますので、お好みによって生活に取り入れてみることをお勧めします。