親が作る子どものストレス

親が作る子どものストレス

現代の子どもたちには多くのストレスが存在するといわれています。

こういうことは、ひと昔前では考えられないことでした。

しかし社会の傾向が変わり、親たちの子育てに対する考え変わったため、子どものストレスが増大しています。

子どものストレスの大半は、親たちに原因があるといわれています。

現代の親たちが抱える子育ての問題は、大きく二つに分けることができます。

1. 過保護タイプ

子どもはある程度放っておいても成長する面があります。

しかし、過剰に「私がいないと」と思いすぎるタイプの親は、1日24時間、子どものことで頭がいっぱいです。

子どもに必要以上のものを与え、必要以上に面倒を見ます。

しかし、それらがある程度の年齢に達した子どもにとっては、大きなストレスになります。

「あなたのためにやってあげているのよ」ということを子どもが敏感に感知し、親の顔色を窺いながら本心を隠し、ストレスを溜め込むのです。

2. 無関心タイプ

現代社会の大人たちは仕事に追われている、若しくは失業して子育てをする余裕がなくなっています。

そのようにして大人たちがストレスを溜め、子どもをほったらかしにするか、ストレス発散に子どもを虐待するなどします。

当然子どもは親の顔色を伺い、親を怒らせないように萎縮して暮らすようになりますから、その中でストレスを溜め込むのはごく必然的な流れでしょう。