運動

運動でストレス解消

運動をしてストレス発散、という方は多いと思います。

医学的にも、運動がストレス発散に大きく貢献していることが証明されています。

それでは、なぜ運動でストレスが発散されるのでしょうか？

運動がストレス発散に適す主な理由は、以下のとおりです。

端的に言うと、快楽物質は分泌されやすくなり、ストレスにまつわるホルモンは分解される、ということです。

また、どのような運動をしても、運動をしない人より抑うつ効果が得られるというデータがあります。

運動は、ストレスから自分を解き放し、精神疾患を予防する万能薬なのかもしれません。

セロトニンやコルチゾール、海馬については前述しましたが、ストレスに関係するホルモンはまだ他にも沢山あります。

その一つが、「成長ホルモン」です。

成長ホルモンには、ホメオスタシスの維持や、傷ついた細胞を修復し、疲れを取る作用があります。

自立神経を整えるのには不可欠なホルモンです。

「βエンドルフィン」は、快楽や鎮痛作用に関係するホルモンです。

「脳内モルヒネ」を語源に持つこのホルモンは、運動することによって生じる快楽を形成しています。

これらの物質的な効果は勿論のこと、運動をすれば体が温まり、血行を促進するというメリットもあり、また肉体的に強くなることでストレス耐性ができ、ストレスに強くなることができます。

まずはどの運動が一番楽しめるかを模索し、継続させることを目指しましょう。