狭心症・心筋梗塞

狭心症・心筋梗塞

狭心症と心筋梗塞は、共に激しい胸苦しさ、胸の痛みなどを伴う疾患です。

狭心症では、酸欠状態になった心臓が発作を起こした結果、息苦しさや圧迫感を伴う痛みが現れます。

主に痛む場所は、左胸、胸骨の裏側や左半身です。

何故このようなことが起こるか、その原因には動脈硬化が関係しています。

動脈硬化が進む中で、血管の内側にコレステロールがこびりつき、血管を狭くしてしまいます。

そのことで血液が流れにくくなり、心臓が貧血状態になり、胸の症状を引き起こすのです。

特に激しい運動などで心臓に負担がかかった時、症状は起こりやすくなります。

一方、心筋梗塞は、血管に血栓ができることにより血の流れを阻害し、最悪の場合、死に至る疾患です。

こちらもまた、動脈硬化が関係しています。

動脈硬化が進むと血管が完全に詰まってしまい、血流の先、つまり心臓の組織が壊死します。

その症状の際に起きる痛みは、胸をえぐられるように感じられるほど激しいものです。

狭心症や心筋梗塞のような、心臓に十分な酸素や血液が行き届かなくなる疾患は、食生活に大きく関係しています。

高脂肪なものを食べ続けたりすると、血液は詰まりやすくなり、これらの疾患を引き起こす可能性を高くします。

しかし、ストレスによって興奮状態が続いた時もまた、心臓に大きな負担をかけ、これらの疾患を招くことがあります。

ストレスによって過食に走るなどの行為も要注意です。